6年生対象の消費者教育講演会が体育館で行われました。講師は、噺家 立川流真打の立川平林師匠です。
お囃子の中、着物姿で登場した立川師匠。楽しい小咄であっという間に子どもたちの心をつかみ、体育館は笑い声でいっぱいになりました。画像で情報が得られる現代で、耳から聞く言葉から情景を想像し理解することの難しさや大切さを教えてくださいました。そして、言葉の勘違いがとんでもない騒動を生む噺である「勘定板」を演じていただきました。子どもたちは師匠の話術に引き込まれ、真剣にそして楽しそうに聞いていました。 子どもたちが落語を鑑賞して、言葉の意味を考え、想像を膨らませることで、相手への思いやりや感謝する気持ち、自分で考える力を育てることで消費者トラブルを未然に防ぐことにつながればと思います。
落語という古典芸能に触れることができた貴重な時間となりました。「楽しかった」「よく考えてきかないと分からないから、おもしろかった」という素直な感想が子どもたちから聞かれました。立川平林師匠、本日はありがとうございました。