今日は4年生が総合的な学習の時間に「スクラッチ」というソフトを使ってプログラミング学習を行いました。
子供たちは時折歓声を上げながら、楽しそうに取り組んでいました。
プログラミング学習では、子供たちがおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりするといったことは考えられますが、それ自体をねらいとしているのではありません。
ねらいは、①身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと、②発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること、③発達の段階に即して「プログラミング的思考」を育成することです。最後の「プログラミング的思考」とは、「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せ
が必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけばより意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」です。